デーヤモンド
ヘッド
tm.p.Guitars
◆1◆ モービル・オーディオショウ
 

05C-ST/C・C-HM-AB 05-12/12

久しぶりのカスタム・ストラト完成です。
以前に仮セットアップ状態で紹介致しました、ホンジュラス・マホガニー2P単板のモデルです。
同じ仕様のギターはこれで残すところあと1本のみです。本当に残念です。
この単体は今や売れまくっている沖縄出身の若手バンドのギタリストの元に嫁ぎます。きっと沖縄と東京の間を行ったり来たりするんでしょうね。ご本人の希望がトレモロはフローティング仕様で、と要望が出ましたのでその様に調整して仕上げました。当然、アームのダウン・リターン調整を施してありますから一旦弦を引っ張って安定させてアームダウンしながらピッチを合わせれば、後はどんなにベンドして音程が狂っても、アームダウンを一発決めればペグにいっさい触れずとも見事にチューニングは元に戻ってくれます。
 本来トレモロをフロート・セッティングしますと音の定位が上がり軽いサウンド方向に変化しますが、このホンジュラス・マホの凄さは同じ設定を施しても音があまり軽くならないのです。たぶんオールマン・ブラザースバンドのリードギタリストでスライドの名手、故・デュアン・オールマンがこのストラトを手にしたらどれ程喜んだことでしょうね。通常のストラトでボトルをするとどうしても線が細くなってしまいますので彼はレスポールばかりを使用していましたが、このストラトであれば音のコシの強さがボトル・プレイでも充分生かされたことでしょう。現にフローティング設定なのに音コシは通常のノンフロート設定のストラトより明らかに上回ります。とても魅力的なストラトに仕上がっています。ヴァイオリンにも採用できそうな位、良質なメイプルネックにローズ指板CF22F仕様。もうこれ以上の説明なんて必要のない1本です。
 全てのストラト・プレイヤーに一度は手にしてこのストラトの凄さを味合わせてあげたかった、と言うのが私の本心です。残すところ、あと1本のみ製作可能です。
販売価格:税込み ¥399.000

 


C-ST/C・C-HM-AB 受付開始です。    05-9/6 記

◇写真のカスタム・ストラトは同レベルの素材で製作することが今後殆ど出来なくなってしまった貴重な材仕様の1本です。ボディ材はホンジュラス・マホガニーの大トロ材です。私には長年見慣れた材ですが、輸入規制により今後この材でギターが作れなくなってしまったことは非常に残念です。皆さんには楽器製作家としてこの材を失うことがどれ程ショックなことかお解りにならないかもしれませんね。まあ、そーですね、例えるなら寿司職人が本マグロを入手出来なくなった様な感じと言えばお解りでしょうか?

 最近、私はこの材の入手の為にいろんな物を売り払いました。この材が現在国内に残っている分しか無くなってしまったので何としてでも現金買い付けする必要があったからです。とは言え、お金さえあれば難なく入手出来るわけでは無く、中には「なんちゃってホンジュラス・マホ」も数多くありますから注意が必要なんです。そんなわけで上質なH・マホで楽器が製作できるのは今現在手元に残っているもので全てです。

 そんな貴重なボディ材に相応しいネックにはバイオリン製作に最適な本柾目のカエデ材を使用してあります。まるでウットリするような材仕様のストラトなんです。残念ながら、あと数本しか製作できません。
品番の C・C は Custom Customの略です。

 そんなわけで、製作に当たってはいつも以上にたっぷり燻煙をしてあげました。塗装も下地は刷毛とタンポ刷りで仕上げ、トップコートだけガンで薄吹きし木目を潰さずに丁寧に仕上げてあります。色合いは深く美しい琥珀色です。ピックガードはtmp仕様の黒ベッコウの単品製作。ピックアップ・カバーやノブ系は全てブラック仕様です。

 材が貴重なのだけでなく C・C仕様ですから、ピックアップはUSA製コイルをトップ・グレードのクライオ処理してからt.mp 独自設定でワイアリング製作し、PUケーブルもヴィンテージWE製、配線全てはその都度手作りするクライオ・フラットケーブル(オーディオの世界では1m/¥15.000以上します)にて配線処理して組み上げてあります。更に、トレモロのブロックの弦のボールエンドが止まる位置にも拘り、わざわざブロックの弦穴を加工して別製作したスチールシャフトを打ち込んで組み上げてあります。絶妙なテンション感と響きが生まれました。あ〜作りのめんどくさーい(^_^;) 

 それからあらためて、まだtmpのカスタムギターをご存じない方のために説明申し上げますが、カスタムモデルはストラトと申しましてもオリジナルなボディラインであり、ネックセットプレートもtmpオリジナル設計のスラントプレートです。一部フジゲン製造製品に流用されていますが、あくまで私のオリジナル設計品です。あの傾斜形状にした目的はたったあれだけの傾斜でいっさい音ヤセさせずに最終フレットにスムースに指が届く設計なのです。あれ以上、ネックヒール部を傾斜加工した場合、弦のバランスが崩れだし音ヤセが始まります。やたらヒールを斜めに削り取った構造のギターはレスポンス・バランスが崩れ音ヤセもしてアンサンブル中で音抜けしませんから要注意です。そのマイナス変化が全く起こらない範囲でスラント・デザインしたヒール構造と専用のネックプレートはtmpのカスタム・モデル全て共通設定です。

 むか〜し昔、日本で最初の楽器製作研究工房「女神工房」を渋谷の恵比寿に設立した数年後、世田谷の等々力に工房を移転した当時に12本程度少量製作したアフリカン・マホのストラトに雰囲気が非常に似ているので当時のことを想い出しましたね。 この先、恐らく二度と製作できないストラトになるかもしれませんが、だからといって、どこかのメーカーやカスタムビルダーの様に1本、70万円!なんて申しません。昨年から製作開始してやっと完成に近づきましたが販売価格はぎりぎり40万弱です。

 深く、力強く、豊かに鳴り響くこの1本。購入者規制を設けたいくらいにいとおしいギターです。(^o^)
所有したいだけのコレクターの方、どうかご遠慮願います。m(_ _)m @写真は仮セットアップ時に撮影。
済みませんがなぜか、この1本にはわざわざ細部スペックを書く気になれません。m(_ _)/

[仕様](簡略表示)
◇ボディ:ホンジュラス・マホガニー大トロ2P オールラッカー・F
◇ネック:tmpーST 22F/ローズFB CF仕様 tmp高々度フレット手打ち
◇ピックアップ・アッセンブリー:Wカスタム仕様
◇ペグ:t.m.p 設定 テンションバランスド・ロックペグ
◇ブリッジ:t.m.p 仕様 シンクロトレモロ(10.8P) etc
販売価格(税込み・本体のみ)¥399.000  送料サービスします。


CCR-std 56GT 完成致しました 05-6/23

 私が楽器製作の世界に入って約30年ですが、これ程自分自身で愛せる楽器が作れたのは初めての事かも知れません。このギターに今までの仕事の全てが集約されているせいかも知れません。そんなギターの完成です。
 1950〜70年代に現代音楽のルーツ・ミュージックが生み出され、それと同時にそれらの音楽を支えてきた定番楽器達もデビューしました。それらには基本的な音楽のエッセンスが濃縮されている訳です。そうした楽器が生まれ始めたまっただ中で私自身もこの世に生を受けたのですが、2000年代を迎えた今日、新たにエレクトリック・ギターを設計するのであれば、いったいどんな楽器にすべきか、実はこれこそが一番難しい課題でした。
 どんなふうに作っても音は出ますし製作者の自由です。でも音楽から必要とされるレベルの楽器作りは未だに困難極まりないものです。技術屋として初期段階では試行錯誤から何をどう研究すべきかを掴み、ことごとくそれを試し、多くの音楽やトップ・ミュージシャンと触れあい、数え切れないライブやレコーディングから学び、そして音楽が必要としている技術・テクニック・ノウハウに加え、自分だけの独自性を追求して漸くたどり着いた1本のギター・・濃縮されたエッセンスが完成度の高い次元でまとまる程、見た目はシンプルなものと成るはずです。実際にそうなりました。
 製作イメージはマイク・ブルームフィールドやデュアン・オールマンに始まり、中期のジェフ・ベックからカールトンや現在のクラプトンまで、既に自分の象徴たるギターを所有し独自な世界を築き上げている彼らがあらためて「このギターに触発された」と言って貰えるレベルの楽器でなければ、誰あろう自分自身が満足できないと言う想いが製作の始まりであり結論でした。
 弦の響きに木の響きが余すことなく応えることでプレイヤーのピッキング・ニュアンスの全てに素早く反応し応えてくれる官能的なギター、そうじゃなくっちゃギターを作る意味なんか無い、と。
  その設定内容です。ベースはCCRと言うモデルですが新たに設計し直したボディ&ネックのデザインです。
 単板材で構成するならホンジュラス・マホガニーしかないな、と迷わず決めた2ピース単板材です。燻煙処理によってこの材の魅力は新品であってもたっぷり味わえますし、それは一生涯続きます。
 ネックはロングスケール前提。250R/ローズ指板22フレットで当然サークル・フレッティング仕様です。ピックアップは迷わずクライオ・コイルのP-90モデル(本家オリジナルP-90とはコイル材もターン数もポールピース長も異なります。その必要があったからです)フロントはt.m.p 以外では今まで設定された事が無かったスラント・ポジションでフロントのみノーマル・ポールピース仕様です。ウオームで艶やかで良く弾き込まれたES-175 のトーンまで再現可能なロケーションとピックアップ・キャラクターです。
 リヤーもここ以外に無いでしょう、と言うロングスケール上のP-90のベストロケーションでロング・ポールピース仕様。細さやパワー不足を全く感じさせないキャラクターで音の色艶は絶品です。また「2ピックアップのSW/センター位置って使えないね!」って言うのが常識ですが,このギターでは二つの異なるピックアップ設定とロケーションでしか得られないセンター・ポジションでのミックス・サウンドもこのギターの大きな魅力なのです。更にコントロールはトグルSW切り替え/マスター・ボリューム+F&Rそれぞれの専用トーンの1MV/2Tone、これがベストと考え設定致しました。コントロール自体はシンプルですが、それぞれのトーン可変により表情豊かなトーン・メイクが可能です。勿論、配線材はその都度楽器のキャラクターに合わせてt.m.p で製作したクライオ・フラットケーブルです。これはクライオ処理した薄銅板を何層に束ねるかによって意図したレンジ特性にフィックスさせる為のt.m.p 独自のノウハウです。勿論コンデンサーやハンダ材も選び抜いた結論です。
 ブリッジはテレキャスター・ブリッジを加工製作した t.m.p 独自のハード・テールブリッジです。サドルだけはオクターブ対応のウィルキンソンのブラス・2連サドルを採用しています。トータルサウンドでカッティングでもソロでも音楽的な意味合いに於いて中途半端さを感じさせたら設定として失敗、と私は考えています。ギブソンを父にフェンダーを母にして生まれた t.m.p 製オリジナル・ギターとしての私の拘りです。とにかくプレイヤーのピックの当て方までもがリアルに音の表情に表れますからエキスパート・プレイヤーには堪らない1本でしょう。主なスペックは以上ですが、このギターはもうどこもいじるところが有りません。どこかを少しでも変更したらもうこのバランスでは鳴らなくなります。
 もし、生涯1種類のギターを作ることしか許されないなら私は迷わずこのギターだけを作るでしょうし、もしこのギターが認められなかったら私はもう刃物を置きます。m(_ _)/
 
 写真のプロト・タイプは1枚の板から削りだし、何度も微妙な形状修正を重ねてサウンド・チェック用に仕上げた文字通りのハンドメイドです。(既に傷だらけですが)これから数名のプレイヤーによるライブやレコーディングにとサウンドチェックの旅に旅立つ予定です。 予定販売価格・本体のみ税別¥340.000
2005年中では4本の製作予定です。カラーリングは写真同様のヴィンテージGTとウクレレにも似たAWR(アンバー・ワインレッド)の2色です。AWRではピックアップカバーとコントロール・ノブがブラック仕様となります。

CCR−P90W
G&Fモデル
Sold out

このCCRをもって「CCRの完成形」と致します。
製作テーマは「Son of gibson & Fender」 ギブソンを父にフェンダーを母に持つギターですさが短いですし、古典楽器はエレキよりずっと高い価格を付けられますから高価な目の詰まったフレイム・メイプルを採用して手間暇掛けてもコスト採算が取れますが、エレキ系は値段が安い上(T_T)構造的にネック自体の長さが異常に長い楽器なのでボディ材に使用するのとは違って、ネックに使用するのは本来避けるべき材なのです。
(あの大きなコンバスですらネック自体の長さは50センチ程しかありませんし、指板は分厚い黒檀材です)


量産品の大トラ目ネックなどは通常ネックと同じシーズニングしか施されていませんから木目がキレイだからと言って選ぶと後が大変ですよ!いつまでもネックが安定しない上に音にコシがなく、更に波打ちや捻れが生じてしまう可能性が非常に高いです。素人判断は木材に通用しませんから要注意。
エレキのネック材には目の良く詰まった柾目か順柾目材を音の面でも安定性でもお奨めします。同じトラ木でもフレイム幅の狭い目詰まりの良いものであれば、長時間掛けて加工すればトラブルが起こりにくいネックの製作は可能です。
要は、バリバリのトラ木は曲がったり波打ち易い「暴れ材」と言えば分かり易いでしょうか? とは申せ、「大トラ」でなく目の詰まったフレイム材であれば中域主体のレスポンスに優れた特性ですのでシーズニングを通常のカエデ材より長く置き、tmpではご存じの通り秘技「燻煙処理」がございますから通常の倍の処理時間をかけることで強度を目一杯高めながら木の暴れを安定させることが可能です。その結果、今回のこのモデルも非常にレスポンスに優れた楽器になっています。 
PS:その分少々価格が高くなっています。

[CCR-P-90W/G&F] 主なスペック
◇Tiger Maple -Top
Honduras Mahogany-Back Solid Body
◇Maple Neck/FB・280R (648ミリ設定)
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p CRYO-Coil P-90 Pickups
◇Controls:2V/MT・3Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇All Lacquer Finish
販売価格(税込み本体価格):¥493.500  *送料サービスします。

かみんぐ・す〜ん
05ーST 2本のみ予約受付
 
05-6/1
シルバーはSold out

 現在はカスタム・モデルは受注製作のみですが、この2本は昨年から少しずつ作業をしていた2本でして共にアルダー2Pボディです。オール・ラッカーでゴールドとシルバーに仕上げています。
 写真は中塗り段階で仮組みしたもので、時期的に梅雨が明けてからトップのラッカー・コートとセットアップ作業予定ですから完成は8月中になるでしょう。この2本は E・クラプトンが弾くことを前提として組み上げます。ネックは共に22Fローズ指板CF仕様でグリップもほぼラウンド(微妙にソフトV)のミディアム・グリップ、全ては t.m.p カスタムパーツ仕様ですがブリッジ・サドルはスチールで行きます。
 ピックガードはゴールドがベージュ1P、シルバーがホワイトパール4P仕様です。
ご希望の方はメールご予約お待ちしております。
予定販売価格(本体のみ):¥38.8500
送料サービス

3月中完成予定/05-ST/WKN 予約受付開始 05-3/04 Sold Out
◇私の好む材のひとつに Linba-Wood (リンバ・ウッド)がございます。
一般的にはギブソンが勝手に名付けた Korina (コリーナ)の呼び名で有名なアフリカ産の材ですが、この材のいいのが国内では入手が難しいんです。
そこで以前にアメリカの Wsrmoth 社製のコリーナのストラト・ボディを入手しておいたので、今回 05-ST仕様でセット・アップ致します。写真はまだ仮組み状態ですが、例によってピックアップ・ロケーションとネックの仕込み設定を t.m.p 仕様に変更してあります。勿論、塗装は下地から全てオールラッカーです。完全に下地で木目をつぶさずにほんのりと生地の目痩せが浮き出ている感じで仕上げてあります。
音に独特のねばりとコシを備えアメリカ人的には「南部の女」とでも申しましょうか・・適度な泥臭さと気品をも併せ持ったところが私のお気に入りです。ピックガードも今はもう生産をされていない「イエローベッコウ」の板材から t.m.p 仕様のSTピックガードに作製しました。
05-ST 仕様のパーツはコンデンサーをセラコンからドイツのERO社製に変更して t.m.p お手製のクライオのフラット・ケーブルと1950年以前に製作された貴重なワイヤーを使い分けて ケスラー・ハンダでアッセンブリー製作したものです。勿論、ピックアップは t.m.p 独自の設定のクライオ-STのセットです。上記のピックガードを含むアッセンブリーだけで通常の国産ストラトが1本買えてしまう程コストが掛かっています。
また今回のネックはサークル・フレッティングのローズ指板21F仕様ですが、この単体のメイプル材と指板材がほんとに素晴らしいクオリティで使わずに取っておきたいと思わせるレベルの単体なんです。「いい音しないはず無いじゃん!」←横浜弁ぽくね(^o^) 取りあえず3月中には完成させる予定ですのでご予約を希望される方はお早めに。
05-ST/WKN  1本のみ 税込み販売価格:¥ 357.000
*送料サービス致しまo^)/
   

[05-ST・BG]→*Sold out!

◇Alder 2P-Body
◇Maple Neck/FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p Custom CRYO-Coil Pickups
◇Controls:1V2T・5Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇All Lacquer Finish
◇BG-BlueGray(特注カラー)
[製作コメント]
◇このギターはt.m.pファンのお客様から親子二代で家宝になるようなギターが欲しいとのご要望で特別に製作させて頂いたものです。基本的には04-STと本体設定は同じですが05-STでは更にPUアッセンブリーに手を加えてセレクターSWの角度を変更しコントロール・ノブ類を数ミリだけ04-ST仕様より遠ざけました。結果的にはフェンダー社の設定からヴォリューム位置は10ミリ程遠ざけた事になります。また使用するコンデンサーも従来のセラコンからドイツ製の非常に音質が豊かなタイプに変更されています。今回はご依頼者にカラーリングはお任せ頂きましたのでフェンダー社のダフネ・ブルーよりもより落ち着いた深みのあるブルー・グレイで吹きました。「美しく精悍なギター」に仕上げたつもりです。
完成から3週間後には全体の鳴りがバランスし始め3ヶ月後には世界中のトップ・プレイヤーの誰に弾かせても彼らが満足できるクオリティのストラトになっているはずです。
例え一般の方が所有されるとはいえ、このギターが親子2代に渡って愛されるのなら製作者冥利に尽きるというものです。

CCR−P90W
G&Fモデル
Sold out

このCCRをもって「CCRの完成形」と致します。
製作テーマは「Son of gibson & Fender」 ギブソンを父にフェンダーを母に持つギターです。
50'sのレスポールの木の響き方をご存じですか?あの枯れながらも深みのあるトーンにフェンダーのストローク感が絶妙にマッチした鳴り方、と言えばイメージ湧きますでしょうか?
 ネック・グリップもかなりレスポールのネック感に近い感触に仕上げましたが、指板幅がレスポールより狭いですから、ずっとスムースなグリップ感でプレイできます。

更に、伸びやかなロングサスティーンはtmpギターの共通のキャラクターですからレスポールでは得られない部分でもありますし、ヴィンテージ・レスポールと同じ材構成の枯れたブルージーなウッドトーンとクライオ・コイルのP−90ならではの「ピックアップ・ボイス」が製作前にイメージしたままのサウンドで歌ってくれます。ピックアップが「P-90」タイプであり、フロントはスラント設定することでフロント・ポジションでのローレンジのブーミーさを解消しておりますから、リヤーとのセンターミックスでも非常に魅力的なバランスとトーンが得られるようになっております。
 もう少しサウンドについて述べるなら、このギターを弾かせたいプレイヤーとして、最近レスポールを弾かなくなった「ジェフ・ベック」そしてイーグルスの「ドン・フェルダー」オールマンの「デッキー・ベッツ」といったところです。更に挙げるなら「カールトン」や「ロベン・フォード」も喜ぶでしょうね。
ちなみに、この単体のネックはトラ目びっしりのカエデ材でして、私はあまりネックにトラ目材を使用したくはないのですが、まあ。この単体は大トラではありませんし、せっかくだから使おう・・と言うことで製作しました。(大トラと言いますのは同じトラ目でもフレイムの間隔が広い木目のことで間隔が狭いほど強度は高いです)この様なトラ目は基本的に弦による張力にけっして強くなく音も軽いからです。クラッシク系の古典楽器達はネック自体の長さが短いですし、古典楽器はエレキよりずっと高い価格を付けられますから高価な目の詰まったフレイム・メイプルを採用して手間暇掛けてもコスト採算が取れますが、エレキ系は値段が安い上(T_T)構造的にネック自体の長さが異常に長い楽器なのでボディ材に使用するのとは違って、ネックに使用するのは本来避けるべき材なのです。
(あの大きなコンバスですらネック自体の長さは50センチ程しかありませんし、指板は分厚い黒檀材です)


量産品の大トラ目ネックなどは通常ネックと同じシーズニングしか施されていませんから木目がキレイだからと言って選ぶと後が大変ですよ!いつまでもネックが安定しない上に音にコシがなく、更に波打ちや捻れが生じてしまう可能性が非常に高いです。素人判断は木材に通用しませんから要注意。
エレキのネック材には目の良く詰まった柾目か順柾目材を音の面でも安定性でもお奨めします。同じトラ木でもフレイム幅の狭い目詰まりの良いものであれば、長時間掛けて加工すればトラブルが起こりにくいネックの製作は可能です。
要は、バリバリのトラ木は曲がったり波打ち易い「暴れ材」と言えば分かり易いでしょうか? とは申せ、「大トラ」でなく目の詰まったフレイム材であれば中域主体のレスポンスに優れた特性ですのでシーズニングを通常のカエデ材より長く置き、tmpではご存じの通り秘技「燻煙処理」がございますから通常の倍の処理時間をかけることで強度を目一杯高めながら木の暴れを安定させることが可能です。その結果、今回のこのモデルも非常にレスポンスに優れた楽器になっています。 
PS:その分少々価格が高くなっています。

[CCR-P-90W/G&F] 主なスペック
◇Tiger Maple -Top
Honduras Mahogany-Back Solid Body
◇Maple Neck/FB・280R (648ミリ設定)
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p CRYO-Coil P-90 Pickups
◇Controls:2V/MT・3Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇All Lacquer Finish
販売価格(税込み本体価格):¥493.500  *送料サービスします。
お知らせ:t.m.p 04ーST あと7本にて製作終了致します。04.10/5
ご好評頂いております[ 04-ST・シリーズ]ですが、現在メイプル1Pネック×2本ローズ・FB/メイプル×5本のトータル7本にて、ストラト・モデル自体の製作を終了致します。ご要望の方はお早めにご予約下さいませ。
◇申し込み時に半額+完成時に残り半額のご入金にて製作を承ります。
 詳しくはメールにてお問い合わせ下さい。
*この7本製作終了後のストラトの製作は予定しておりませんのでご了承下さい。

[ST-04・Gold]*Sold out!

◇Alder 2P-Body
◇Maple Neck/FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p Custom CRYO-Coil Pickups
◇Controls:1V2T・5Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇[K.T.S]TITAN-Saddle
◇All Lacquer Finish
◇VS(ヴィンテージ・ゴールド)
[製作コメント] 記:04-9/14
サンバーストばかり吹くのも飽きちゃったので今回はヴィンテージ・ゴールドを吹きました。と、言っても製作スタートは今年3月です。
写真では判らないと思いますが、トップとバックはアルダーの木目が少し透けて見える様にシースルー仕上げで凝ってみました。ピックガードもアイボリーの樹脂板からその都度手作りしているのですが、ゴールドによくマッチしてると思います。ちなみに、t.m.pのピックガードはF社のデザインとかなり異なったデザインに変更されています。勿論、ボディもヘッドもt.m.p流のアレンジを施したストラト系デザインです。
要は皆さん、かっこいいデザインであれば、オリジナルと同じじゃなくてもいいでしょ?どんなにお金を積まれてもフルコピー製作は行いませんので悪しからず。@このゴールド・ストラトは完成と同時にあるギターリストの元に嫁入り致しました。「いい音出して可愛がって貰うんだぞ!」

 


特別価格販売品*Sold out!

[CCRー2HS]販売価格45万→38万+Tax=¥399.000(本体のみ)
送料サービスにて全国配送可。
◇2月から製作に入り漸く完成間近の段階で売約されていたお客様のご都合でキャンセルとなった為に今回のみの特別価格で販売を致します。

[CCR-2HS・Custom]主なスペック
◇Tiger Maple -Top
Honduras Mahogany-Back Solid Body
◇Maple Neck/FB・280R (648ミリ設定)
(Circle Freting 21F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p CRYO-Coil Paff Pickups
◇Controls:2V/MT・3Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇All Lacquer Finish

製作メモ:
上質なトラ木、しかも市場に出回るフィガード・メイプルの多くが木の表面の柔らかい木質に出た木目材ですが、t.m.pではソフト・メイプルは絶対に使用致しません。音のコシが弱く分離性にも劣るためにどんなに美しい木目であっても楽器には使えないからです。
*ちなみに以前間違ってゴージャスな木目のソフトメイプルが届いてしまいましたが、未だに自室のTVの下の台になってます。
 
今回のCCR-2HSのメイプルは硬度も理想的で音の色艶や張りも充分です。しかもバック材も同じく上質なホンジュラス・マホガニーですし、ラミネート厚も理想的な配分比ですから絶妙なトーン・ニュアンスが生み出せます。そして勿論ボディもネックも世界でもt.m.pだけの燻煙乾燥処理済みですから製作完了時点で通常の楽器が10〜15年掛かって漸く得られる木の鳴りが既に得られています。
*t.m.pのギター&ベースには材加工時点・塗装時点・塗装完了時点の3回にも及ぶ燻煙乾燥処理が行われています。

 ピックアップはt.m.pだけのクライオ・コイル仕様のPAFF・タイプで、レスポンス・スピード、音のコシ、倍音が豊かなために音の色艶などの表現力が従来のピックアップを明らかに上回ります。
◇このギターはサウンドイメージとしてバードランド・モデルのソリッド化が狙いで製作したモデルです。ネックもあえて21フレット仕様に致しましたのも振幅幅の大きいネック端末部でフレットや指板に弦が触れて起こるダイナミクスの消失を防ぐためです。またネックのグリップもバードランド・モデル傾向の細めのグリップにすることでエキスパート・プレイヤーの分解コード・グリップに対応しています。
 ノンハウリングでナチュラルな木の響きを自在に引き出せる音の色艶に富んだギター・・結果的に狙い通りの仕上がりです。
たぶんこのギターを手にしたら「ギターってこんなに鳴るもんなんですか!」と、万人の方が思われる事でしょう。その位、新品状態でありながら鳴り響いています。
◇このCCRのサウンドを生で聴かれたい方は下記のライブで たぶん聴けます。私当日はリハから入る予定です。
舞浜のイクスピアリに11月5日(金)オープンの「Club IKSPIARI」こけら落としライブ「渡辺 貞夫グループ」
渡辺 貞夫(as)梶原 順(g)小野塚 晃(p,key)納 浩一(b)石川雅春(ds)ンジャセ・ニャン(per)
Charge:8,400円(税込み) 公演日:11月5日(金)■18:00開場 ■19:30開演
予約開始:9月11日(土)

[CCRー2H/HL] *Sold out!

◇Solid Spruce-TOP
Honduras Mahogay(Hollow)Back
2 Laminate-Body
◇Maple Neck/Rose-FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body&Neck
◇Pickups F/t.m.p・CRYO Coil Hum
◇Pickups R/t.m.p・CRYO Coil Hum
◇Controls:MV・MT・3Way-TSW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇All Lacquer Finish

[ST-04・SS]→ニブラムさんに展示

◇Alder 2P-Body
◇Maple Neck/FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p Custom CRYO-Coil Pickups
◇Controls:1V2T・5Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇[K.T.S]TITAN-Saddle
◇All Lacquer Finish
◇SS(サンセット・サンバースト)

[TLーP90・HM] *Sold out!

◇Honduras Mahogany 2P-Body
◇Maple Neck/FB・250R
(Circle Freting 21F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p Custom CRYO-Coil Pickups
 P-90C+TLC
◇Controls:MV-MT・3Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇Willkinson-WR3 Bridges
◇All Lacquer Finish

[ST-04・Custom]
 販売価格 ¥364.000 →ニブラムさんに展示 

◇Alder 2P-Body
◇Maple Neck/FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p Custom CRYO-Coil Pickups
◇Controls:1V2T・5Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇[K.T.S]TITAN-Saddle
◇All Lacquer Finish
[製作メモ]
◇04 ストラトの2本目が完成です。ニブラムさんに納入されますが既にお客様の予約済みと伺っております。
現在はサンセット・サンバースト×2本(内1本予約済み)
ヴィンテージ・ゴールド×1本が製作中です。

[TLーP90C/HM]
 販売価格 ¥368.000 *Sold out!

◇Honduras Mahogany 2P-Body
◇Maple Neck/FB・250R
(Circle Freting 21F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p Custom CRYO-Coil Pickups
◇Controls:MV-MT・3Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇Willkinson-WR3 Bridges
◇All Lacquer Finish
[製作メモ]
◇このホンジュラス・マホボディのテリーは2本だけ製作致しました。形状もF社オリジナルとは異なるtmpラインです。
アフリカン・マホに対してずっと定位は低めでふくよかながらもしっかりとしたコシのあるサウンドはホンジュラス・マホならでは。あえて塗装も木目を完全には潰さず木肌の感触が独特の手触り感とルックスを与えています。
極冷処理したフラットケーブルの採用とピックアップは共にオリジナル製作のP90タイプとTL・リヤーです。ルックスは何の変哲もない形状ですがコイルは極冷処理した世界でも唯一t.m.pだけのCUSTOM仕様ですし、その他の設定も通常とは異なる設定内容です。スムースなトーンと弾いた瞬間にタイトなミッドレンジが即立ち上がってきます。今までのピックアップでは必ず遅れを生じた上に音のコアがミッドに存在せず、ズレた位置に定位していたのですがそれがみごとに解消できました。
ストラトより弾きこなすのが難しいこのモデルですがサウンドはギター弾きにはたまらない魅力です。日本にはいいテレキャスター・プレイヤーが少ないのが誠に残念ですね。
写真のモデルも前回のストラト(ST-04)同様、完成と同時に売れてしまい残りは1本(飴色カラー)のみです。
ちなみに今後はテレキャスターは製作しないつもりです。その代わりCCRにテレキャスターに近い設定のモデルを用意するつもりです。

[ST-04・Custom]
 販売価格 ¥364.000 *Sold out!

◇Alder 2P-Body
◇Maple Neck/FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body & Neck
◇t.m.p Custom CRYO-Coil Pickups
◇Controls:1V2T・5Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇[K.T.S]TITAN-Saddle
◇All Lacquer Finish

[製作メモ]
◇このストラトを2004年モデルとして発表致します。

サーキットに極冷処理したフラットケーブルを採用していることは勿論のこと、今回はピックアップのコイル自体も極冷処理した世界でも唯一t.m.pだけのCUSTOM仕様のピックアップをマウントしております。通常のオリジナルストラトのピックアップと比較致しますと、まず音のコア(核)のコシと立ち上がりが別格です。しかも非常にナチュラルな音色を備えヴィンテージ・ストラトにマウントしても全域のパワーとレンジが増しながらもスムースなトーンはそのままで、弾いた瞬間にタイトなミッドレンジが即立ち上がってきます。これは今までのピックアップではなし得なかったサウンドです。更にトレモロユニットのサドルは[K.T.S]社製のチタニウムサドルに換装し音密度は益々濃厚になり、レスポンスと定位にも明らかな違いが生まれています。
解りやすく申し上げるなら、J・ベックにもE・Cにも D・ギルモアにも弾かせたいクオリティ・レベルです。
*現在製作中の ST-04モデルはサンセット・サンバーストと2T・サンバースト、そしてヴィンテージ・ゴールド(単色)の3本です。

CCRーHL/HW]*Sold out!

◇Solid Spruce-TOP
Mahogay(Hollow)
 Solid Spruce-Back
*3Laminate-Body
◇Maple Neck/Rose-FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body&Neck
◇Pickups F/Lindy・Hum(tmp-Tune up)
◇Pickups R/Lindy・Hum(tmp-Tune up)
◇Controls:MV・MT・3Way-TSW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇All Lacquer Finish

#-1[Custom Strat]

◇Alder 2P-Body
◇Maple Neck/FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body&Neck
◇t.m.p Custom Pickups
◇Controls:1V2T・5Way-SW
◇All Lacquer Finish

#-2[Custom Telly]

◇Alder 2P-Body
◇Maple Neck/FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body&Neck
◇t.m.p Custom Pickups
F/tmp: P-90
R/tmp: TL・R
◇Controls:1V1T・3Way-SW
◇All Lacquer Finish

[JB-Standard/Back-through]

◇Alder 2P-Body
◇Maple Neck/FB・180R
(Circle Freting 21F)
◇Smoke Dried Body&Neck
◇t.m.p Custom Pickups
F/tmp:JF
R/tmp:JR
◇Controls:2V1T
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇Wilkinson Bridge
◇Body:Urethan Finish
Other:All Lacquer Finish
製作MEMO:
ボディのみウレタン・フィニッシュ仕様のモデルをスタンダード・モデルとして以前数本数製作していました。この単体も2001年製で半完成品でストックしてあったものに、ブリッジをバックスルー(弦の裏通し)タイプにして完成させた限定品です。たっぷり燻煙処理してありますから非常にレスポンスの良いタイトなサウンドに仕上がっており、この楽器が完成されたばかりとは到底信じられないことでしょう。勿論、最新のtmp・クライオ・フラットケーブル配線によりその鳴りは全くロス無くアウトプットされております。
尚、今後はtmpで製作する楽器は下地からトップコートに至るまで、すべてオールラッカー仕様となる為にこのJB-Standardモデルは在庫品のみとなります。
注)但し、現在製作中の「CCR-Standard]モデルはソリッド・モデルの機種分類名としてモデル化致しますのでStandardと名付けられてはいても塗装は純正オールラッカー仕様のみです。

[CCRーHL90W]

◇Solid Spruce-TOP
Mahogay(Hollow)
 Solid Spruce-Back
*3Laminate-Body
◇Maple Neck/Rose-FB・280R
(Circle Freting 22F)
◇Smoke Dried Body&Neck
◇t.m.p Custom Pickups
F/tmp: P-90
R/tmp: P-90
◇Controls:2V・MT・3Way-SW
◇CRYO-Flat cable Circuit
◇All Lacquer Finish
製作 MEMO:
センターのホロウ構造のマホガニーをトップ材とバック材のスプルースでラミネートしたのはトップの倍音豊かでレスポンスに優れたスプルース材の響きをピークの出にくいバック材を配することで内部反射音をもナチュラルなものにしたかったからです。結果的にトップ&バック材が同じスプルースという仕様になりましたが、アンプから出る音はヴォリュームを絞れば明らかにエレアコを遙かに凌ぐ生鳴り音を示します。要はエレアコに持ち替えなくてもアコースティック・ナンバーをもこのギター1本でカバー可能なのです。
ピックアップは通常のP-90よりタイトで深い音色を備えさせたオリジナル設定のtmp/P-90をミディアム・スケール上の独自な倍音ポイントに設定、タイトかつ倍音豊かなサウンドは腕利きプレイヤーのピッキング・ニュアンスそのままをアウトプットします。
それらの本体構造とピックアップの性能をフルに引き出すために内部配線材をもtmpでは手作り致しております。それらはオーディオの世界で¥15.000/1m以上するクライオ(極冷)処理されたフラット・ケーブルをギター用に応用したもので従来の配線材の20〜30%情報量は豊かになり音量とレスポンスも確実に向上しております。
 現在、tmpには内部配線をこのクライオフラット・ケーブル配線に変更する作業依頼が相次いでいます。配線材変更だけで今まで劣化消失された情報が引き出されるからです。
モービル・オーディオショウ
写真は2003年 6月14、15日に幕張メッセで行われた「モービル・オーディオショウ」に参考出展されたtmp製の車載SP達です。はっきり言って「異色の存在」でした。